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平成23年度看護管理コース/成功裡に終了
2011年度から新たな考え方に基づいて企画された「看護管理コース」研修(JICA事業・INFJ受託実施)が、約2か月半の研修を終えて終了しました。
期間は9月20日(来日)~12月3日(帰国)。研修員10名の国と所属施設等は次の通りです。
・ブータン(Mr.Kuenzang Thinley,モンガール地域referral病院看護師長)
・ブルキナファソ(Mr.Zombro Salfo,バスクイ地区保健センター看護コーディネーター)
・フィジー(Ms.Di Alisi Maivunisakiki T Kurimavua,ナディ病院看護部長代理)
・インドネシア(Ms.Tini Suminarti,ハラパンキタ循環器中央病院医療看護部外来担当)
・ラオス(Ms.Lamngeun Silavong,マホソト病院入院看護部看護スーパーバイザー)
・モンゴル(Ms.Tsevelmaa Navaan,ゴビアルタイ県総合病院看護管理部看護部長)
・ナミビア(Ms.Charmaine Ndahafa Kanalelo,カツツタ病院急性期ケアユニット看護師長),
(Ms.Jane Kaya fa Lichisa,ウィンドホック中央病院看護部看護師長)
・ソロモン諸島(Ms.Nester Rathamana,国立referral病院看護部副看護部長)
・南アフリカ(Mr.Ogorogile Clement Selebi,Dr.ユスフダドー病院看護管理部副管理者・看護部長)
この研修は、研修員の「看護管理実践能力」が強化され、所属組織において看護の質が向上するとともに、効果的で効率的な看護サービスが提供されることを目標に実施されたものです。具体的に「看護管理実践能力」とは、1.計画・立案、2.実践・調整、3.モニタリング・評価、4.意思決定・判断、5.課題解決・目標達成、6.コミュニケーション能力のことを指しており、研修の全行程にその能力向上のためのプログラムが織り込まれました。
基本的な講義からプログラムスタート
研修員はJICA東京国際センターに宿泊しながら研修に入りました。来日早々には当協会・清水嘉与子理事長も参加してWELCOME PARTYが行われ、清水理事長は、東日本大震災に対して寄せられた各国からの厚意への感謝の御礼とともに研修員たちには研修成果の上がるように励ましの言葉を述べました。
研修は、まず数コマの日本の医療・看護行政に関する講義を受け、その後「看護基礎教育」「地域看護における看護職の役割」「病院・看護部の組織」「リーダーシップ」「コミュニケーション」「看護とカウンセリング」「日本看護協会の役割・東日本大震災時活動」等の看護管理の基本となる事柄について学びました。
その後研修員たちは山梨県に移動し、甲府市の医療法人笹本会で、高齢社会における地域包括医療及び地域医療における看護職の活動現場を見学し、施設介護と看護、訪問看護や通所介護の実際を学習しました。東京に戻ってからは、再び「看護部の組織・看護管理者の業務と役割」「看護部での院内教育・人的資源活用及び能力評価」「情報管理・看護記録」「感染管理と廃棄物管理」「EBNと看護管理」「目標管理」「事例検討」等の学習へと進みました。 これらが一段落して後「病院研修(フィールドラーニング)」を開始、4つのグループに分かれて「慶應義塾大学病院」「国立国際医療研究センター病院」「東京女子医科大学病院」「日本大学医学部附属板橋病院」にて研修を実施しました。病院研修での体験は研修員にとっては新しい発見の連続だったようで、必死に課題に取り組んでいました。
この病院研修の経験を踏まえて、引き続き「チーム医療における看護師長のリーダーシップ」「医療安全・リスクマネジメント」「病院における防災訓練」「チームにおけるリーダーシップ」「看護管理におけるEBM」「目標達成のためのコーチング」「病院組織に生かすディズニーマネジメント」「業務改善手法」「コミュニケーションスキル」「学習する組織の構築と看護管理者の役割」「看護実践における倫理と看護管理者の役割」といった、より具体的で実践的な内容の講義が行われました。この段階で、研修員たちは「アクションプラン」のドラフトを作成・発表し、全員で各々の問題の根本原因を討議するなど、最終的な行動計画作成のための動機づけが行われました。
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